患者由来のメモリーB細胞集団から、重鎖と軽鎖のペアリングを保持した抗体ライブラリを調製し、哺乳類細胞のdisplay screeningによって抗体を探索する技術を持つ企業。マイクロ流路ベースのシングルセル単離によって重鎖/軽鎖ペアリングライブラリを構築し、膜結合型全長IgGとしてHEK 293細胞に発現させている。マイクロ流路ドロップレットソーターを自社で開発し、細胞結合アッセイやADCCアッセイなど、display screening時にfunctional assayを行うことができる。抗体探索は免疫動物(ウサギ)を用いることも可能。腎移植時のBKポリオーマウイルス(BKV)感染を対象とした中和抗体の品目(MTX-005)がPhase 1段階にある。小野薬品工業と、腫瘍免疫領域の抗体探索を目的に提携している。
Schlieren, Zurich, Switzerland
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設立 2012 年 | 推定従業員数 11-50 名 | 累計調達額 $108.8M Ave:160.9M Med:21M | 提携企業数 5件 Ave:3.6 Med:2 | 論文数 4件 Ave: 12.3 Med: 3 | 特許数 4件 Ave: 19.7 Med: 5 |
患者由来のメモリーB細胞集団を用いて、B細胞のシングルセル単離によって重鎖と軽鎖のペアリングを保持した抗体ライブラリを調製し、哺乳類細胞(HEK293)に全長IgGをディスプレイするスクリーニング系を保有する。
Preprintにてスクリーニングの概要が紹介されており、12人のCOVID-19回復患者からマイクロ流路ベースのシングルセル単離によって重鎖/軽鎖ペアリングライブラリを構築し、膜結合型全長IgGとしてHEK 293細胞に発現させている。
その後、ディスプレイ細胞は蛍光標識したSARS-CoV-2スパイクタンパク質抗原に対してFACSのスクリーニングを実施している。
マイクロ流路ドロップレットソーターを自社で開発しており、細胞結合アッセイやウイルス中和アッセイ、抗体のagonist/antagonist活性評価、ADCCアッセイが可能との記載があり、ライブラリ構築だけでなく、display screeningに対してもハイスループットなシングルセルfunctional assay系を構築していることが伺える。
患者ドナーから抗体を探索する以外に、抗原免疫したウサギなど、免疫動物からの抗体探索を行うこともできる。
パイプライン名 | 開発フェーズ | 対象疾患 | 標的分子/作用機序 | モダリティ | パートナー企業 |
|---|---|---|---|---|---|
BKV (potravitug) | 探索 非臨床 P1 P2 P3 申請 上市 | BK virus Infection | BKV (BK viremia) mAb | 抗体医薬 | |
Undisclosed | 探索 非臨床 P1 P2 P3 申請 上市 | Oncology | 不明 | 抗体医薬 |
提携企業 | 日付 | プレスリリース |
|---|---|---|
CSL | 2026-02-10 | |
Ono Pharmaceutical | 2022-11-01 | |
Northway Biotech | 2020-08-14 | |
Northway Biotech | 2020-06-25 | |
ImmunoQure | 2019-10-22 |
ペプチド抗原を修飾リポソーム粒子に封入して投与するワクチン、および神経変性疾患のタンパク質凝集体に結合する中枢移行性の低分子化合物を開発する企業。修飾リポソーム技術(SupraAntigen)は、リポソーム表面にアジュバント分子の提示、並びにパルミチン鎖アンカーに連結したAβペプチドなどの標的抗原ペプチドをB-cell peptideとしてリポソーム表面に提示し、リポソーム内に免疫刺激用のT cell peptideを含めることで、標的抗原に対する抗体産生を効率的に誘導する特徴がある。ワクチンとしての利用以外に、動物免疫による抗体作成用の抗原として利用することもできる。タンパク質凝集体に結合する中枢移行性の低分子化合物の探索では、皮質ニューロンの細胞アッセイによって化合物のスクリーニングを行い、Tauやα-synucleinに結合する化合物を特定。共にPETトレーサーとして研究開発を行っている。これまでにp-Tau抗体の品目SemorinemabでGenentechと提携、pTauワクチンでJanssenと提携、Tau PETトレーサーでEli Lillyと提携し、大手製薬企業との提携実績が豊富である。