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Latent Labs

AIを用いてタンパク質デザインを行う技術を持ち、抗体医薬品や機能を強化・最適化した酵素タンパク質などの開発を行う企業。創設者にDeepMindでAlphaFoldモデルの開発に携わったメンバーが参画し、その他にも元Zymergen社で合成生物学の研究を行っていたメンバーや、Exscientiaで抗体の言語モデル開発に携わっていたメンバーなどが参画している。技術の詳細は開示されていないが、タンパク質複合体やタンパク質-リガンド、タンパク質-核酸複合体などの複合体構造の予測精度が改善したAlphaFold3技術をベースに、アミノ酸配列から構造を予測するのではなく、目的の標的分子と結合するタンパク質のアミノ酸配列を生成AIによって出力することを目指していると推察される。

London, England, United Kingdom

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設立

2023

推定従業員数

11-50

累計調達額

$50M

Ave:130.5M

Med:18.7M

提携企業数

1

Ave:3.2

Med:1

論文数

0

Ave: 13.4

Med: 4

特許数

0

Ave: 13.3

Med: 4

テクノロジー

Generative AI

テクノロジーイメージ

標的分子に結合するタンパク質/抗体や、既存のタンパク質と比較して親和性や安定性が改善したタンパク質などを生成AIによってde novo proteinとして設計する技術。

技術の詳細については、Website、企業名での論文や特許、共同創業者メンバーの論文や特許などを確認したが、関連すると思われる情報は特定できなかった。

AlphaFoldの開発に携わったSimon Kohl (共同創業者兼CEOとして参画)やAlex Bridgland (共同創業者として参画)がコアメンバーであるため、AlphaFoldの技術は活用されていると思われる。

2024年に発表された最新モデルのAlphaFold3は、タンパク質のアミノ酸配列からタンパク質構造を予測するという本来の機能はそのままに、AlphaFold2でEvoformerモジュールと呼ばれていたiterativeにdesignとrefineを繰り返す工程を簡略化しつつ精度を保ったPairformerモジュールを採用し、その後拡散モデル(Diffusion module)によってタンパク質構造の生の原子座標を予測し、回転調整などの複雑な操作を不要にしつつ予測精度を高めている(Fig.1d)。 結果として、AlphaFold3では単一のソフトウェアでタンパク質-タンパク質間相互作用やタンパク質-核酸相互作用などの様々な分子間の相互作用の複合体構造を簡便に予測・出力できるようになっており、抗体-抗原結合の予測精度やタンパク質-核酸結合の予測精度がAlphaFold 2と比較して向上している。

Latent Labでは、更にこの機能を改善して、予測タスクではなく生成タスクを実行しようとしていることが、プレスリリースの説明から伺える。 具体的には、アミノ酸配列からタンパク質構造を予測するのではなく、目的の機能要件(標的分子との結合親和性、分子安定性など)を入力すると、タンパク質配列が生成AIによって出力されることを目指している。

すでにパイロットモデルが存在する様で、プレスリリースの説明から、AI platformで生成されたタンパク質を実際にWet labで評価し、実験的に検証を行っていると言及されている。

また、タンパク質設計を担う研究スタッフの求人情報から、(CRISPR)ヌクレアーゼやインテグラーゼなどのゲノム編集ツールとしての酵素の設計経験がある人材を募集しており、またハイスループットなタンパク質の評価(スクリーニング)系を持ち、その実験データのフィードバックによってAIモデルを改善していくプロセスを踏んでいることが伺える。

パイプライン

パイプライン名
/コード

開発フェーズ

対象疾患

標的分子/作用機序

モダリティ

パートナー企業

None

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

提携企業

提携企業

日付

プレスリリース

None

1

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Superluminal Medicines ロゴ

Superluminal Medicines

構造生物学ベースのアプローチにより、In silico screeningによって低分子化合物の探索を行う企業。タンパク質のアミノ酸配列情報から立体構造を予測するAlphaFold2などの構造予測アルゴリズムを活用し、AlphaFold2で予測した構造に対して学習データの最適化、ドッキングスコアのActive learningなどの工夫、ヒット化合物の機械学習によるADME最適化などの工程を経て候補化合物を迅速に特定するアプローチを取っている。特にGPCR分子を標的とした創薬を進めていくと言及している。

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