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Equillium

免疫応答を調整する抗体やペプチド医薬を開発する企業。抗体医薬品である抗CD6抗体のItolizumabは、CD6-ALCAMシグナル経路を阻害することで、エフェクターT細胞の免疫応答を調整する。急性GVHDでphase3、全身性エリテマトーデス・ループス腎炎でphase1に進んでおり、小野薬品工業やBiocon社との提携がある。ペプチド医薬では、数種類のサイトカインを選択的に阻害し、それ以外のサイトカインのシグナル伝達は維持するMulti-Cytokine Inhibitorを開発している。例えば、リード品のEQ101はIL-2/IL-9/IL-15を阻害する一方で、IL-4/IL-7/IL-21のシグナルは阻害しない。現在、円形脱毛症でphase2に進んでいる。

La Jolla, California, United States

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設立

2017

推定従業員数

51-200

累計調達額

$85M

Ave:130.5M

Med:18.7M

提携企業数

4

Ave:3.2

Med:1

論文数

20

Ave: 13.4

Med: 4

特許数

3

Ave: 13.3

Med: 4

テクノロジー

Multi-Cytokine Inhibitor Platform

テクノロジーイメージ

γcサイトカインの冗長性を利用して、単剤で数種類のサイトカインを選択的に阻害するペグ化ペプチドを作る技術。

2021年に特許を申請している。

γcサイトカインファミリーに含まれるインターロイキン(IL)-2/IL-4/IL-7/IL-9/IL-15/IL-21は、受容体にγサブユニット(CD132)を共通に持っている。

そして、サイトカインが持つγサブユニットへの結合部位であるD-helixは、ILごとに構成アミノ酸が少しずつ異なっている(Fig.1a)。

この特性を利用し、阻害したいILと同じ物性のアミノ酸で構成されるペプチドを作製することで(Fig.1b)、複数のILの受容体γサブユニットへの結合を阻害し、それ以外のILはシグナル伝達を維持できるという仕組み。

学会発表資料によると、ペグ化によりペプチドの安定性とIL-15依存性T細胞増殖の阻害活性を向上させている(t1/2 > 80h)。

IL-2/IL-9/IL-15阻害薬のEQ101を使ったIn vitro試験で、7種のILのうち、3つの標的を選択的に阻害した結果が示されている(p,9)。

元はBionizの設立者であるYutaka Tagaya博士の研究室で開発された技術であり、Equillium社がBioniz買収し技術を取得した。特許の申請者もBionizになっている。

パイプライン

パイプライン名
/コード

開発フェーズ

対象疾患

標的分子/作用機序

モダリティ

パートナー企業

EQ101

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

Alopecia Areata

IL-2, IL-9, IL-15

ペプチド医薬

EQ302

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

Celiac Disease

IL-15, IL-21

ペプチド医薬

Multi-Cytokine platform

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

Immunological disorders

不明

不明

Itolizumab (EQ001)

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

Systemic Lupus Erythematosus (SLE),Lupus Nephritis (LN),Acute Graft Versus Host Diseases (aGVHD)

CD6

抗体医薬

Ono Pharmaceutical,Biocon

Itolizumab (EQ001)

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

Ulcerative Colitis (UC)

CD6

抗体医薬

Ono Pharmaceutical,Biocon

提携企業

提携企業

日付

プレスリリース

Metacrine

2022-12-13

Equillium and Metacrine Mutually Agree to Terminate Definitive Merger Agreement

Ono Pharmaceutical

2022-12-06

Bioniz Therapeutics

2022-02-16

Biocon

2019-12-12

1

Equillium と似ている企業

Deka Biosciences ロゴ

Deka Biosciences

がん、自己免疫疾患(炎症性疾患)を対象として、新規のサイトカイン療法の研究を行う企業。IL-2などの刺激性サイトカインドメインとIL-10などの抗炎症性サイトカインドメインをリンカーペプチドを介して細胞ターゲティングドメインである2価のscFvドメインと連結することで、様々なサイトカインを2種類組み合わせて、特定の細胞に送達することができる独自の分子(Diakines)を構築している。IL-2, IL-10をEGFR scFvに連結した品目(DK210/Diakine-DK2 10 EGFR)ががんを対象にPhase 1段階にある。

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