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設立 2016 年 | 推定従業員数 11-50 名 | 累計調達額 $69.4M Ave:161M Med:21.1M | 提携企業数 1件 Ave:3.6 Med:2 | 論文数 2件 Ave: 12.3 Med: 3 | 特許数 9件 Ave: 19.8 Med: 5 |

IgE抗体を抗腫瘍治療抗体としての開発を行う。IgE抗体は本来寄生虫など組織中の病原体を認識する役割を持つため、ケモカイン産生を促し免疫エフェクター細胞の組織浸透を増加させることが知られる。
また、IgE抗体のε 定常領域がエフェクター細胞表面の FcεRI に強く結合することで、抗体依存性細胞傷害(ADCC)や抗体依存性細胞貪食(ADCP)を誘導する。
加えて、抗原に結合していない状態でIgE抗体がエフェクター細胞表面に留まり(提示され)、腫瘍抗原に対して予め備えるように機能させることができると考えられている。
抗体のスクリーニングについてはIONTAS社と提携しているため、スクリーニングに関する独自技術は持たず、IgGのバインダーを特定後、IgEにフォーマット変更を行う流れを踏んでいるものと思われる。
リード品は葉酸受容体α(FRα)を標的とした品目(MOv18 IgE)で、2020年のAACRでfirst in human試験のデータが紹介されている。
IgEはIgGと比較して血中半減期が短いことが知られるが、その課題解決の工夫などの技術情報は見当たらなかった。
パイプライン名 | 開発フェーズ | 対象疾患 | 標的分子/作用機序 | モダリティ | パートナー企業 |
|---|---|---|---|---|---|
MOv18 IgE | 探索 非臨床 P1 P2 P3 申請 上市 | Ovarian Cancer,Solid Tumors | Anti-FRα IgE/IgG hybrid antibody | 抗体医薬 | |
EPS 401 (TIGA-001) | 探索 非臨床 P1 P2 P3 申請 上市 | Oncology | Anti-EGFR IgA antibody | 抗体医薬 | TigaTx |
提携企業 | 日付 | プレスリリース |
|---|---|---|
Novartis | 2022-03-02 |
ペプチド抗原を修飾リポソーム粒子に封入して投与するワクチン、および神経変性疾患のタンパク質凝集体に結合する中枢移行性の低分子化合物を開発する企業。修飾リポソーム技術(SupraAntigen)は、リポソーム表面にアジュバント分子の提示、並びにパルミチン鎖アンカーに連結したAβペプチドなどの標的抗原ペプチドをB-cell peptideとしてリポソーム表面に提示し、リポソーム内に免疫刺激用のT cell peptideを含めることで、標的抗原に対する抗体産生を効率的に誘導する特徴がある。ワクチンとしての利用以外に、動物免疫による抗体作成用の抗原として利用することもできる。タンパク質凝集体に結合する中枢移行性の低分子化合物の探索では、皮質ニューロンの細胞アッセイによって化合物のスクリーニングを行い、Tauやα-synucleinに結合する化合物を特定。共にPETトレーサーとして研究開発を行っている。これまでにp-Tau抗体の品目SemorinemabでGenentechと提携、pTauワクチンでJanssenと提携、Tau PETトレーサーでEli Lillyと提携し、大手製薬企業との提携実績が豊富である。