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Epsilogen

IgE(免疫グロブリンE)分子を抗体医薬品として開発する企業。IgEはFc領域がマスト細胞、マクロファージ、単球、好塩基球などに発現するFcεRI受容体と結合し、マスト細胞の脱顆粒反応、抗体依存性の食作用(ADCP)や細胞障害活性(ADCC)を誘導することが知られる。腫瘍細胞の葉酸受容体α(FRα)を標的とした品目(MOv18 IgE)がPhase 1段階にある。

London, England, United Kingdom

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設立

2016

推定従業員数

1-10

累計調達額

$53M

Ave:130.5M

Med:18.7M

提携企業数

1

Ave:3.2

Med:1

論文数

2

Ave: 13.4

Med: 4

特許数

6

Ave: 13.3

Med: 4

テクノロジー

IGEG platform

テクノロジーイメージ

IgE抗体を抗腫瘍治療抗体としての開発を行う。IgE抗体は本来寄生虫など組織中の病原体を認識する役割を持つため、ケモカイン産生を促し免疫エフェクター細胞の組織浸透を増加させることが知られる。

また、IgE抗体のε 定常領域がエフェクター細胞表面の FcεRI に強く結合することで、抗体依存性細胞傷害(ADCC)や抗体依存性細胞貪食(ADCP)を誘導する。

加えて、抗原に結合していない状態でIgE抗体がエフェクター細胞表面に留まり(提示され)、腫瘍抗原に対して予め備えるように機能させることができると考えられている。

抗体のスクリーニングについてはIONTAS社と提携しているため、スクリーニングに関する独自技術は持たず、IgGのバインダーを特定後、IgEにフォーマット変更を行う流れを踏んでいるものと思われる。

リード品は葉酸受容体α(FRα)を標的とした品目(MOv18 IgE)で、2020年のAACRでfirst in human試験のデータが紹介されている。

IgEはIgGと比較して血中半減期が短いことが知られるが、その課題解決の工夫などの技術情報は見当たらなかった。

パイプライン

パイプライン名
/コード

開発フェーズ

対象疾患

標的分子/作用機序

モダリティ

パートナー企業

MOv18 IgE

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

Ovarian Cancer,Solid Tumors

Anti-FRα IgE/IgG hybrid antibody

抗体医薬

EPS 401 (TIGA-001)

探索

非臨床

P1

P2

P3

申請

上市

Oncology

Anti-EGFR IgA antibody

抗体医薬

TigaTx

提携企業

提携企業

日付

プレスリリース

Novartis

2022-03-02

Novartis backs Epsilogen's bid to turn 'Cinderella antibody' into new class of cancer drug

1

Epsilogen と似ている企業

IGM Biosciences ロゴ

IGM Biosciences

IgG抗体と比較して結合部位の多いIgM抗体(五量体の免疫グロブリン)を抗体医薬品として開発する企業。安定した製造が困難であった課題を克服し、現在Phase 1/2段階の品目(IGM-2323 : CD20×CD3のT cell engager bi-specific IgM抗体)を自社製造している。IGM-2323はIgMのJ鎖(Joining chain)にCD3のscFvを融合した抗CD20 IgMで、がん細胞表面抗原のCD20を多量体として認識・結合し、T細胞による細胞障害活性に加えて補体依存性の細胞障害活性(CDC)を示す特徴がある。

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